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化粧品業界では、ここ数年「ノンシリコーン」という言葉がまるで高機能・高品質の代名詞のように扱われる風潮があります。しかし、資料が示す科学的データを基にすると、ノンシリコーン神話の多くは誤ったイメージに過ぎません。
特にジメチルシリコーンは、化粧品成分の中でも比較的安全性が高く、髪にとって多くのメリットを持つ優秀な素材です。
実際のジメチルシリコーンは 一般の有機物質に比べて皮脂への親和性が低く、付着しにくい 特性があります。
シャンプーで頭皮から洗い流されますので、頭皮に蓄積するといったイメージとは逆の動きをします。
ジメチルシリコーンは 表面張力がきわめて低く、均一で薄い皮膜を形成 します。
この皮膜は毛穴を埋めるものでなく、むしろ髪表面をスムーズに整える働きが中心です。
ジメチルシリコーンは ガス透過性に優れた素材。
水蒸気や空気の通過を妨げにくいため、頭皮からの水蒸気蒸発を妨げることなく、蒸れを抑えます。
「呼吸を妨げる」という表現は科学的事実とは大きく異なります。
低表面張力により、髪1本1本に均一に広がり、絡まり、摩擦、軋みを軽減します。
髪がまとまりやすく、うるおい感が持続しやすいのが特徴。
ジメチルシリコーンは熱安定性が高く、ドライヤー・ヘアアイロンなどの熱ダメージから髪を守る効果があります。
UVにも強く、外的刺激から髪を保護します。
化学構造が非常に安定しており、皮膚刺激性が低い化粧品成分として知られています。
敏感肌向け処方にも幅広く使用されていることからも、その安全性が伺えます。
一般のオイルやワックスと異なり、ベタつきにくく、重さを感じさせず、通気性を確保しながら髪を保護できる
稀有な特性を持っています。
・固形油
・ワックス状成分
・皮脂と強く馴染む油分
といった “シリコーンとは全く異質” の成分と混同されたことが一因です。
これらは確かに毛穴を詰まらせたり、皮脂と馴染み、べたつきを増やす場合があります。
しかし、それをシリコーンと同一視したことが誤解を生みました。
ジメチルシリコーンは、
✔ なめらかで扱いやすい髪をつくる
✔ 熱や外的刺激から髪を守る
✔ 頭皮に低刺激
✔ ベタつかず通気性が良い
という、多くの化粧品メーカーが信頼して採用している素材です。
“ノンシリコーン=良い” という単純なイメージでは捉えきれない、
高機能で安全性の高い化粧品成分であることがわかります。